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セジュール(居間)のピアノとsakurairoの日々を綴ります。 お気軽に足跡残してくださいね(*゚ー゚*)...  
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【ピアノ】

会場のピアノはヤマハのC5でた。
C5というピアノは、何度か触れたことがあり
この練習のまま弾けるように・・と
会場を思い浮かべながら練習したことを思い出します。
とは言え、練習ではいつもいっぱいいっぱいで
目の前にある音符を追いかけるのが精一杯だったかも(笑)。

ピアノの鍵盤は、人工象牙でしっとり吸い付くような鍵盤。
着地ミスの多い私にも優しく受け止めてくれると感じ、
特に黒鍵は自宅のピアノより低めで打鍵しやすく思いました。

ピアノによる差を感じることが多い私でしたので、自宅のピアノとの差も少し綴っておこうと思います。

鍵盤の大きさが1ミリ違うとしたら、オクターブでは7ミリほどの差が生じます。
楽興の時op16-3では9度の5つの音の和音(ソシレファラ)があり、否応無しに感じるものでした。

この感覚は、自宅以外のピアノに触れる機会を持つようにすることでしか
維持できないという思いもあり
レッスンや練習室へ行く回数も増やして来ました。
私のピアノは、白鍵・黒鍵ともにスマートな作りで
聞いた話では『鍵盤の規格が統一される以前のピアノ』という枠に入るかもしれません。

オクターブの感覚・・
そしてアルペジオの感覚・・
C5の感覚を維持することは難しいと、暗譜することに(笑)
鍵盤を見ながらだったら、着地ミスも多少は減るのでは・・と^^;

ピアノ選びでは後悔の気持ちは無いものの、同じピアノで自宅練習できたら良いだろうな・・という
思いはありました。
今のヤマハのアップライトは触れたことが無いものの、娘の先生の30年ほど前のアップライトは
C5の鍵盤の感触とはまた違い
そして私の先生のピアノは、娘の先生のピアノと同じか、もう少し鍵盤が大きいと感じました。

鍵盤の感覚には、少し慣れたと思いましたが
当日のピアノは、とても良く鳴るピアノで
どちらかと言えば鳴り過ぎるほど・・と思いました。
ピアノが鳴るのか、それとも会場のつくりによる響きなのか
少し弾いただけでは、どちらがどう関係しているのか分からないものがありますが
C5というピアノが持っている本来のパワーと、建物の設計による違いを感じずには居られませんでした。

発表会に使用した会場は、会場企画・自主企画のコンサートが行われる事もしばしば・・
月に1.2度、ピアノや室内楽のコンサートが催されています。
来月には、サロンコンサート『ブラームスピアノ曲集』
スケルツォ 作品4 ピアノ小品集 作品117 ピアノ小品集 作品119 ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ 作品24
前売り2700円・当日3000円
自転車で5分の距離・・と考えると、一度は行ってみたい!!
自分が弾いたことのある会場のピアノを、ピアニストならどうコントロールして弾くのだろうか・・^^
同じピアノでも違うんだろうな・・♪
(仕事をサボる言い訳を考え中^^;)


*後日娘の先生と会場のピアノについて話したのですが
床もフローリングで壁面も木材。
音を吸収するものがあまり無い状態で弾いたピアノ・・と。
壁際に着席された娘の先生と、実際弾いた私では
音量の差があるかもしれませんが、本当に良く鳴るピアノでした。
(当日はなんでそんなに奥に・・と思ったのですが、最後列に着席された理由も分かり、さすが先生!!と驚嘆)
本当に良い経験でした^^
 

【プチ親孝行】

子供の頃の発表会の思い出ナンバー1は、超高速スピードのエリーゼ。
その次の発表会でも、月光1を夜空なんて想像できないテンポで弾いた思い出。

演奏後、客席に戻ると母から駄目だし(説教?)
母はピアノも弾けないのに、私の緊張なんてちっとも考慮せず言いたい放題で^^;
当時は弾けない母に言われて怒ったこともありましたが、歳とともに申し訳なかったと・・
そんな気持ちに変化していきました。
---ピアノを習わせてもらっていたのに散々な演奏で、弾けないくせに言わないでと逆切れじゃ・・あんまりだ!---
 

私が発表会に出ると、色々な無理をしたのも
あの発表会が最後だった・・と、エリーゼを思い出されることを終わりにしたい気持ちもありました。(爆)
灰色のエリーゼの思い出が、リーちゃんとの連弾でピンク色に。
そしてラフマニノフとフィールドで・・何色の思い出になったでしょうか^^;

親孝行計画の殆どは滞りなく進んでいたのですが
1つだけ『ハプニング』はありました。
これが、フィールドの躓きの原因とも言えると思いますが~

第1部 連弾 第2部 ソロ
第1部が終わり、休憩の時間がありました。
母は通路でりーちゃんとお喋りしていたのですが、そこに『ビックリしたよ・・』と見知らぬ男性が。
その方は、実家のリフォームでお世話になった業者の方とのこと。
話を聞くと、私の職場も知っていていらしてくださった事もあるとか・・
(この時点では『まぁそうだったんですね。またいらして下さいね』と挨拶)
そして極めつけに、お嬢さんも生徒さんで演奏していると!!
リフォームの方で、お嬢さんが生徒さんで・・って
ギャー、それって
先生のお宅のお隣の方だ!!

地元・・と言うとちょっと違うのですが、隣町って感じのところなので
この手の話はわりと頻繁にあるんですが
まさか発表会の会場で、職場も知ってて実家も知ってる方に会うなんて・・
後で何言われるか・・(あそこんちの嫁、仕事サボってピアノ弾いてたなんて言われたら・・)
その気持ちがフィールドで爆発しちゃったんですよね←言い訳ね^^;
アルペジオ凸凹だった~~

とは言え、発表会でプチ親孝行も出来た訳だしと満足。
後は母がどう感じたかな・・と好奇心で
りーちゃんを使って母に感想を聞いてみました(爆)

『ばあちゃん、すごかったって』と娘は満足気。
私は何がどうすごかったのか・・と気になったままなのですが←自分からは聞きにくい
親子連弾の夢も叶い、最後の発表会で駄目だしはされなかったし
めでたし・めでたし・・でした。

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無題
お久しぶりです!
発表会おめでとうございました〜
沢山の曲を演奏されて、その後に冷静に記事を書かれているのが素敵だな〜まじめで几帳面な性格が伺われます。
先ほど娘さんと連弾された曲を聴かせて頂きました。
丁寧で良い演奏でしたね〜将来が楽しみです。
sakurairoさんはこれから何を練習されるのか?
またお邪魔させてもらって、参考にしますね。

私も発表会は参加したのですが、記事を書く気が起きない…
マズルカ1曲だけですし、それなのに沢山のミス…
で、いつも思うのが、一緒に演奏した人たちの中で、
一人の女の子がいつも丁寧で綺麗な音で弾くということ。
上手く弾くということと、感動させる演奏とは違う。
感動したあげく、自分の演奏なんてどーでも良くなった。
来年も彼女の演奏が聴けるかな〜なんて思う日々です。

さて…そろそろ自分の方の記事を書かなくちゃ…ではまた!
laysy URL 2009/09/07(Mon)20:27:23 編集
Re:laysyさんへ
いつもありがとう♪
私も自分の発表会が終わり、laysyさんも発表会が・・と
とっても気がかりでした。
多肉さんに癒されていたことと思います^^

>発表会おめでとうございました〜

ありがとうございます♪
幾多の困難を乗り越え^^;いつも励まして温かいお言葉を頂戴したお陰です!
発表会のリハでは何故かシンフォニア1を弾き、例の楽譜からlaysyさんを思っておりました。

>沢山の曲を演奏されて、その後に冷静に記事を書かれているのが素敵だな〜まじめで几帳面な性格が伺われます。

いえいえ!私には再会して最初で最後の発表会ですもの
ちっとも几帳面じゃないですよぉ^^;
数年・・発表会ネタで引っ張る予定ですので、お付き合いくださいませ^^

>先ほど娘さんと連弾された曲を聴かせて頂きました。
>丁寧で良い演奏でしたね〜将来が楽しみです。

ありがとうございます。
PCの後で娘がピアノ練習をしておりましたので、リアルタイムでコメントを見ていました(練習は中断しその後椅子に寝転がっています^^;)
バッハの連弾では、原曲をいずれレッスンすることを考えると色々迷いました。
ト長調はレッスンしていただいたので・・と、続きのようなト短調も連弾のアレンジでチャレンジ。
楽しく弾く事が出来ました~~

>sakurairoさんはこれから何を練習されるのか?
>またお邪魔させてもらって、参考にしますね。

練習・・って言うか、譜読みにやっとエンジンがかかった感じ^^;
ずっと同じ曲と向き合い、譜読みはあとであとで・・と
ノロノロだったのでやっとお尻に火がつきました。
次はショパン ノクターン10番。中間部の譜読みに苦労しています。
laysyさんの次の曲も楽しみにしています^^
ぜひぜひお知らせくださいね。

>私も発表会は参加したのですが、記事を書く気が起きない…

聞きたいな~~
色々なご経験・ご感想laysyさんらしい発表会だったのではと想像していますよ~~

>マズルカ1曲だけですし、それなのに沢山のミス…
>で、いつも思うのが、一緒に演奏した人たちの中で、
>一人の女の子がいつも丁寧で綺麗な音で弾くということ。

laysyさんはいつもそんな風に謙遜されるけど
元々持っているものが違うんだから自信持ってくださいよぉ^^
でも丁寧に演奏される女の子・・どんな女の子かなぁ、、娘もそうなって欲しいな~~。

>上手く弾くということと、感動させる演奏とは違う。
>感動したあげく、自分の演奏なんてどーでも良くなった。

そういった経験が大切なんですよね。
だからかな・・みなさん『どんなに小さな発表会でも発見がある』と仰るんですよ。
憧れちゃうな^^

>来年も彼女の演奏が聴けるかな〜なんて思う日々です。

うんうん、その時はlaysyさんも自信持って挑んでいらっしゃると思います。
また次の発表会まで一緒に歩きましょうね!

>さて…そろそろ自分の方の記事を書かなくちゃ…ではまた!

私も追いかけますね~~って、記事アップされてるかな^^
落ち着いたら私もバラのパターンを編みたいです!
【2009/09/07 20:56】
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sakurairo
性別:
女性
趣味:
ピアノ
自己紹介:
ピアノを再開して8年目です。
再開してバッハに出会い、只今フランス旅行中(笑)
穏やかで優しい気持ちでいられますように・・♪と願ってピアノに向かっています。
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