事件は終わった。

日々の練習で、色々感じることが多いこの頃
更新したいな・・と思いつつ過ぎていました。

今日はピアノのことではなく
子供の節目？成長の過程？
とも思える事件簿を書いてみたいと思います。

私には酷く疲れる事でしたが
考えさせられるイロイロだった数日です。

週末、ぺいちゃんの担任の先生からお電話を頂きました。

直感、何かやらかした！！と思ったのですが
話の内容はこんな感じ

『10日の放課後に公園で遊んでいると、絡まれて殴られた』
顔を殴られ、何度も蹴られるなどしたよう・・

ぺいちゃんは、クサクサした気分の子に絡まれ挑発に乗って言い返したところ
殴られる蹴られるなどしてその場を立ち去った。

家に戻っても言えず、周囲に居た児童が先生に話し発覚しました。

相手の子供は違う学校の子！という事で
先生も酷く心配してくださいました。

ぺいちゃんの事件の少し前には、やはり別の学校のお子さんが似たような場面で転倒。
その際には、乳歯ではあるが歯が折れてしまったとのこと。

相手がどこの誰？と言うより
そんな場面では挑発に乗らない、知らん顔するなどの対応を取るように
兄弟含め私も主人も、ぺいちゃんを叱り諭しておりました。
相手なんて分かりっこないと思っていたのですが、学校間の連絡で詳細と相手が判明。

急速に動き出した昨日です。

子供同士の喧嘩やイロイロ。
少なからず当事者としての経験がありましたが
一番思ってしまうのは、相手のお母さんの事。

きっと自分の子育てに思い悩み
今にも崩れ落ちそうな気分なのでは・・
私だっていつ逆の立場に立つことになるかと思うと
とても責める気にはなれない私。

でも。
このまま終わらせるわけにも行きませんので
相手の謝罪に応じる事にしました。

場所はぺいちゃんの学校。
別の学校のお子さんにも謝罪するので、そちらが終わってからという事で
時間の設定は無くおおよその時間と、行く前に連絡をしますと
相手の学校の生活指導の先生から何度も何度も連絡がありました。

会ってみるまでは、悔しい気持ちと
謝られても許せるのかなど・・イロイロ思ったのですが
普通のお子さん・普通のお母さんで
なんとも言葉にはならない気持ちでいっぱい。

もう繰り返して欲しくない

私の気持ちを、ただそれだけに絞って
相手のお子さんに出来事の一部始終を自分の言葉で話すようにお願いしました。
自分のしたことを話すことで反省しもう二度と繰り返さないようにと思ったのですが
これだけの人を巻き込んで謝罪に来ているという立場でありながら
この期に及んでもまだ自分を正当化する言葉(場面)を並べていました。

ぺいちゃんが絡んで行き、お子さんの胸座を掴んだので振り払った際に当たってしまった。

この発言には、同席していたぺいちゃんの先生も
『周りで見ていた子は、そうは言っていないよ。君が殴っていったと聞いているよ。何人もが見ているんだよ。』
また『ぺいちゃんも、違うなら違うって言わないと駄目だよ！！』とも。

悪質、そして繰り返すのではという不安は残ったままになってしまいました。

先生は私にも言いたいことがあるのではと仰って
私が相手のお子さん・お母さんに向け話をしたのですが
私の言いたいと思っていた気持ちの大半を、先生が代弁してくださったのでね。。

お母さん同士、こんな場で知り合いたくなかった。
君が殴ったぺいちゃんは私のたった一人の大切な子供、君もまた君のお母さんのたった一人の大切な子供。
私たちが被害者として警察に行けば、君は加害者として警察でこの事件の経緯を調べられるようになる。

これだけを言って謝罪を受け、このことは終わりに。

私の発言は正しかった、未だに迷いもあります。
でもぺいちゃんにも相手にも何か伝える事が出来たのではと思います。

学校からの帰り道。
『うちに帰ったら、パパとお兄ちゃんたちになんて報告する？』ってぺいちゃんに聞いたところ
『ぼくの事件は終わったって言う』と。

それで良いんだと思う私でした。


昨日はレッスンも行ってきました。
もう少し気持ちが落ち着いたらアップしたいです♪