3月のレッスン vol.1

暖かい春の陽気が感じられるようになりましたね。
自転車に乗っていくレッスンは、手袋必須でしたが
今回は久しぶりに手袋なし^^

かじかむ指を温める季節は過ぎたのですね・・

今回のレッスンではいくつもの発見と
先生から頂いたアドバイスやご指導が満載で
すごーーく濃い内容のレッスンとなりました。

レッスン記も長くなってしまいそうなので、2つに分けてアップしたいと思っています。
よろしくお付き合いくださいませ

レッスン前日は、仕事も休みでたくさん練習・・のばずでしたが
考えていたほどは向かえないし、この期に及んでと言いたくなるほど最悪の状態

でも、月に一度のレッスン。
先生から頂くアドバイスも、お考えも、横道にそれるお喋りも・・
楽しまなきゃーーって開き直り♪
明るく前向きに、自転車を走らせました。

レッスン室に入る前にお出迎えしてくれたのは、先生の赤ちゃん。
もう1歳になって、赤ちゃんではなくリトルお兄さんかな・・
先日コピー譜を頂いたので、お礼にウエハース菓子をお持ちしたのですが
やはり人見知りで逃げ去られてしまいました^^;
私の孫よ~~逃げないでおくれ!!(笑)

■ハノン46(トリル)

全然自信がないんですけど・・と弾き始めたのですが
指替えしていることを感じさせないように均一な音を目指しました。

左右の音も合わせて、指替えに注意して最後まで到達。
少しホッとしました。

先生:これは綺麗に弾けていますね。
         指替えも全然気がつきませんでしたよ。
　　　ずっと指を見ていたので、楽譜もめくらずにごめんなさい。。
私:もう一度見ることになると思っていたので良かったーー

次は47ですが
スタカートにならず鍵盤近くからのスラー、出ない音がないように・・とご指導いただきました。
難しそっっ

■ツェルニー40-16

3つくらいのテンポで準備していたのですが、中間のやや速めで弾きました。
音が抜けてしまったり、苦手な音型では不時着だったり・・
正直、参ったな・・と思っていました。

先生:テンポを落としましょう。やはり走ってしまいますね。 
私:そうですよね。速く弾くと丁寧さに欠けると感じていました。
先生:取り出して練習して、テンポを落としましょう。

7小節目:左のスラー
弾きにくくて何度も練習しました(今更!!)
特に4拍目の和音(ドミ)が、完全な和音にならなくてタタと入ってしまうんです。
保持音がある中での和音で難しいことではありますが
1つ1つを丁寧に奏でる事でより綺麗な音に繋がる感じ・・私も頑張りたいなと思いました。

12小節目:右
やはり分散和音は力むのか・・音もドカドカしてしまうし
綺麗に聴こえません^^;
力を抜いて自分を信じて・・

2度目はテンポを落として始めました。

先生:テンポは良くなりましたが、バタバタとしてしまうのでスラーで繋がっていると思って弾いてみてください。
私:色々と気をつけていたら、すっかり忘れていました。。

なんだかなぁ・・
ボロだ!!

そんな感想しか持てなかったのですが、合格してしまいました。

いつもは、気持ちを維持するために
進んでこそ見えるものもあるから、後は振り向かないで頑張ろうと思っていたのですが
ちょっぴり先生の意見も伺いたくってご相談・・半分愚痴ってみました。

私:シンメルは本当に鍵盤が重くて2ページ目からは指が動かなくなってしまい、腕も辛い状態になります。
　私の姿勢や弾き方でお感じになられることがあるんじゃないでしょうか??
　指だけで弾いていて、腕だけで弾いていて、体を使えていないと感じたのですが
　先生は私に遠慮されて言葉にされないのかと・・・

先生:Sさんの姿勢は良いですよ。私の方が悪いと思うくらいですから。
　　　高校・大学と7年間のうちはじめの3年ほどは、
　　　先生の手に腕を乗せて重みをかけてと指導されました。       
　　　やってもやっても駄目と言われて私も分からなくなってしまいました・・。
　　　でも4年目にはその練習がなくなりました。
　　　その辺りから、趣味から越えられてきたのかもしれないと思うようになりました。
私:(うなずくばかり)駄目だしされるような時期がおありだったのですね。
　　私も越えたいと思うのですが、越えられるときが来ますでしょうか?
先生:何をしたら何を弾いたらではなく、突然見えるものもありますよ。
　　　Sさんは一生懸命だからきっと出来ますとも!
　　　指もよく動くし、練習も間違っていません。もう一歩なんだと思います。

先生に慰めていただいちゃったーー。
先生だって体から弾けるようになるまでに数年もかかったのですから
私なんてもっと掛かって当然・・諦めないで気をつけて行きたいと思いました。

肩から腕へ、腕から指へ・・
体の重みで奏でる音=楽に弾けるんだろうな
憧れです♪

そして次の曲は・・と言う話になり

先生:どうします?次は?
私:はい。16番でツェルニーは一旦休んで、モーツァルトを・・と思っているのですが。
先生:私もモーツァルトは良い考えだと思いましたよ。きっとモーツァルトで得る事も多いと思います。
(先生は私の突拍子もないレッスンメニューにも快く承知してくださり賛同してくださいました。)
私:はい。ツェルニーも好きなので(私もMに目覚めたか　笑)
　　モーツァルトで得た事をツェルニーで生かせるようになりたいです。
先生:kv331全部弾きますか?
私:えーーっと、3楽章のトルコさん以外は弾きたいなと思うんです。
　　子供のころもトルコ逃げしているので、今回も逃げたいんですよ
     あーーでも、子供の頃逃げた曲って多いので時々向き合う努力もしますが~~
先生:トルコ行進曲は意外と難しいですよね。はい、では3楽章以外は頑張りましょう。
　　　次回は変奏2くらいまで・・と言うことで
私:(変奏1までじゃないんだ・・ヤバっっ頑張らなきゃ)はーーい。


モーツァルトへと突入する私・・
ツェルニー先生で得た事にモーツァルトをプラスして
新しい気持ちで向き合って行きたいです。

楽譜は モーツァルトソナタアルバム (2) 全音ピアノライブラリー
私は1500円の頃に買いまして、千藏八郎さんの解説ですが
今はお値段も解説の方も違うらしい・・

ちなみに未使用の楽譜収集アイテムと化していたので
生かせることにも喜びを感じるワタシです。