3月のレッスン vol.2

すごい風です・・
春の嵐でしょうか?
雨風ともに強ーーーい!!

我が家のBSまったくもって写りません^^;
先日、お隣の建築工事によりアンテナ位置が移動されたのですが
そのせいじゃないの?って主人。←wowwowで録画したい番組があったらしい。
そうじゃなくて、風の強い日や台風の日は写らなくなってしまうのに・・
もしそうだと思うなら自分で確認して行動してちょーだい!!

あぁちょっとイライラしてるのかなぁ。

気持ちを替えて、レッスン記の続きです。

前回のレッスン記では、テクニックの向上で悩んでいる私のことも書きました。
先生はそんな私にガッチリと付き合ってくださり
先生の温かいお心を感じ、益々先生への信頼度がアップしました

心のどこかに
グランドでのレッスンじゃないし・・なんて気持ちもあったのですが
先生を信じて努力を続けようと。
そして、いつか先生の教室にもグランドがやってきたら・・と。
(先生は建物が古いし2階にグランドは無理、ご実家を出て嫁がれている身なんて理由で諦めているらしい)

今回のレッスンでは、先生の学生時代のエピソードをたくさん聞かせてくださいました。
そんな中からもう一つ

10回弾いて10回とも納得いく演奏になれば

そんなことを聞きますが(先生も学生時代にそう言われていたらしい)
逆に

10回中3回が納得行く演奏だったら、明日には元に戻る

そんなに簡単に納得いく演奏が出来るわけじゃなく
何度も同じ曲を同じ演奏が出来ると言うのはもっと困難な事。

実際、テクニックを定着させ
更に向上させたいと願うものの
10回納得いく演奏が出来るまで・・というレッスンになったらどうでしょうか?
心が壊れてしまいそうです。
出来ない自分を責めたり、悲しくなったり

先生も泣いた時期があったと・・

だからこそ、次に進み
楽しみながら続けるレッスン。
私はその中で何かを見出していければ・・と納得したのでした。

それにしても、高校の3年間、大学の4年間をこんな過酷な中で過ごされて
きっと色々な思いの中私をご指導くださっていると
すごく心に響く言葉ばかりでした。

桐○や武蔵○と違って、ライバル意識がなく伸び伸びと過ごせたと仰る先生。
また、音大は近いのが一番とも聞きました。
密かに娘を・・なんて妄想しちゃいます。


■インヴェンション5番(1回目)

最後のインヴェンションでした。
黒鍵が多く、転調してナチュラルになったり・・急がしや!!
なるほど、最後になる理由が分かるぞ・・と思った私は浅はかでした。

それと言うのも、レッスン1週間前を切った頃に
ミスタッチなく弾けるようにということばかりに気が行っていた私。

テーマが出ていない(もう一人の歌手、音量あり過ぎ)
テーマはそれなりの音量で浮き上がっていますが、テーマでないほうは16分音符でせわしなく続きます。
この間に折角のテーマをかき消してしまっているんです。

あーーみなさんが仰っていた5番の難しさってこれだ。と

必死でテーマを浮かび上がらせるように練習が始まりましたが
もう一歩かと思う状態でレッスンへ行きました。

16分音符のせわしなく続く音は、パラパラと続くのではなくスラーでまとまりを。

まずそんなことを思いながら弾いて見ました。
結果は、うーんやっぱり。
色々考えている事が音にも出てしまっている。
テーマやテーマでない16分音符の音量を気にすると
今までありえなかったミスもするし・・

先生:レッスンではいつもの半分くらいの演奏になってしまうんですよね。私もそうでした。

先生はすごく分かってくださる。

私:テーマや16分音符を考えるとどうもミスしてしまって。テーマももう少し出したほうが良いと思うのですが。
先生:そうですね。テーマを出すより16分音符を綺麗なスラーで繋げて音量を下げましょう。
　　　　理解力はあってそういった気持ちを持ってくださっていることは分かります。

今度は左右の歌手のバランスとミスタッチを減らすように弾きました。

えーーん。
テーマが出た分ミスもセット!!

心の中で次回に持ち越しと思いました。

ところが
先生:5番はこれで終わりにしましょう。
私:良いんでしょうか・・色々気にするとミスが減らないし・・
先生:解釈も出来ているしテーマも出ていましたよ。コレだけできれば３声も出来ます。
私:やったー(子供みたい^^;)インヴェンションで学んだ事を生かして3声も頑張ります!!

私の長かったインヴェンションも終わりとなりました

１番のインヴェンションでは、４ヶ月ほどかけて合格したが
全くもって理解できておらず。
疑問ばかりが残りました。
この先インヴェンションを続けていけるか不安に思って進んだ４番では
初回のレッスンで合格・・

益々分からなくなってしまう自分。

現在でもどちらかにつられて、超ゆっくりの練習からスタートする私。
それでも１５曲のインヴェンションと向き合うことが出来ましたのも
先生、そしてブログを通してのお友達の励ましあってのこと。

皆さんのお姿に励まされ、多くの共感が私を支えてくれました。
ありがとうございました。

３声に突入する事になりましたが、ここで意外な話も。

私:解釈と演奏の手引きは買ったのですが、３つ目の声が判別つきにくいです。
　　色分けしてあると思ったのですが・・・すごく自信ないんですよ。。
先生:3人の歌手を見つけながら練習されると良いですね。
私:シンフォニアはインヴェンションと同じ調の順と聞きましたが、インヴェンションと同じ順番で進めるのでしょうか?
先生:私はインヴェンションとシンフォニアでは先生が代わりました。
　　　　シンフォニアは全部弾きましたが、途中フランス組曲を弾いたりしていました。
私:フランスですか・・私にはまだ無縁ですね。
先生:そうでもないですよ。シンフォニアの中にもフランス組曲より難しいものがありますから。
　　　　フランス組曲の楽譜はもっていますか?
私:いいえ・・持ってません。先月お友達との練習会で初めて聴いたフランス組曲がとってもステキで
　　楽譜だけでも見てみたいと思ってはいたのですが・・
先生:シンフォニアの途中にフランス組曲も入れながら進めましょう・・順番は今度考えておきます。
私:譜読みが遅いので少し先まで知らせてくださると助かります・・先生のフランス組曲の楽譜ってどちらですか?
先生:春秋社で、バッハは全部これで揃えちゃったんですよ・・特に意味はないのですけど。
私:先生とは別の楽譜で見比べるという事も面白そうですよね・・どうでしょうか?
先生:良いと思いますよ。インヴェンションとシンフォニアの市田版は良さそうでしたし探して良さそうなものをお持ちになると良いでしょう。

とんとんとーーん、と話が進み
私にはありえないと思っていた、国の名前がつくバッハもロックオンされちゃいました

という事で皆さんにお願いです!!

フランス組曲の楽譜・・どれが良いか一緒に考えてくださいませんでしょうか?
それぞれの特徴、実際にお使いになられた感想
是非是非お聞かせくださると嬉しいです。

レッスン記は２つに分けてと思っていましたが
随分長くなってしまったので、もう一度記事にしたいと思います。
次回は初レッスンだった、ノクターンop72-1(１９番)です。